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リネンとは?素材の特性と取り扱いの注意点をわかりやすく解説

リネンとは

リネンはフラックスという亜麻科の植物から作られる天然の植物繊維で、フランスではリンネルと呼ばれています。

リネンの発祥は紀元前8,000年頃といわれており、人類最古の繊維ともいわれるほど古くから使用され、長い歴史の中で私たちの生活を支えてきてくれました。

まず縫製に移る前に素材の特徴と注意点についてお話します。

リネンとは?素材の特性

素材感の特徴としては、

  • しゃりっとしていて、光沢がある
  • トロンと落ちるドレープ性がある
  • ひんやりした感触がある
  • 吸湿性が高く、速乾性がある
  • 保温性に優れている
  • 丈夫で長持ちする
  • 糸の太さが不均一で「ネップ」と呼ばれる太い糸が所々混じる

触り心地はふんわり柔らかいコットンにくらべ、リネンはしゃりっとしていて光沢もあります。

リネンの繊維は中が空洞で、空洞部には空気が含まれています。その空気が余分な熱を逃がすことで夏は涼しく、冬は中の空気が熱を保持するために温かく感じられます。

このように、リネンは天然のサーモスタットのような性質を持ち、通気性、保温性に優れています。

トロンと落ちる性質から、細かいものや小さいものは初心者には縫いにくいですが、アイロン等で跡がしっかりつく生地です。

そのため今回のギャザースカートのような簡単なものですと初心者さんでもとても縫いやすいです。

リネンの「ネップ」とは?

冒頭でお話したように、リネンは植物のフラックスという、茎の繊維から作られた天然素材です。

そのため繊維自体が不均一な太さになっています。

よーく見ると、糸が細かったり太かったりするんです。

これは天然素材であるリネンの大きな特徴です。

中でも太い糸が所々目立つことがあります。

これを「ネップ」といいます。

ネップが気になる方もいるかもしれませんが、それがあることでほつれやすくなったりすることはないのでご安心を♪

こうしたネップが、リネンの優しい風合いを作り出しているとも言えるのです。

そんなリネンですが扱いにすこし注意点があります。

リネンの扱い方の注意点

リネンを利用する上で理解しておきたい注意点があります。

それは

  • シワになりやすい。
  • 洗濯で縮みやすい。
  • 色移りしやすい。

という点です

丈夫なリネンは、水に濡れると強度が60%ほど高くなるため、ほとんどのものは洗濯機で洗ってもOKです。

ただ洗濯で縮む特性があるためご注意ください。

対策としては洗濯機で洗う場合は畳んでネットに入れておくことで縮みを防ぐことができます。

※リネン生地でも、繊細な縫製のものや装飾つきのもの、リネン以外の素材を一緒に使ったものの場合は洗濯機のおしゃれ着洗いまたは手洗い・クリーニングをお勧めします。

洗濯物を干す際は日陰で干しましょう。日焼けを抑えることができます。

扱いさえしっかりしておけば、リネンはコットンより丈夫で長持ちし、また使い込むことに変化する風合いも楽しめる魅力的な素材です。

縫製面での注意点と扱い方

リネン生地は裁断後の生地のゆがみを減らすため、水通しをすることをおすすめしています。

水通しは

  1. たたんだまま4時間〜8時間(一晩)水に生地を浸します。
  2. 日陰で半渇きにする。
  3.  アイロンをかけて生地を整える。

詳しいことはこちらの動画を是非見てみてください。

リネンはとても雰囲気ある生地なので、シンプルなデザインでも、見劣りしません。

この夏は手作りのスカートをサラッと着て、お子様と一緒に綿とリネンと素材の違いを楽しんでみてください。

 

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